アンティーク ビージャールラグペルシャ 1930年頃
産地:ペルシャ(ビジャール)
年代:1930年頃
サイズ:164 × 113 cm
素材:コットン(経糸・緯糸)、ウール(パイル)
状態:非常に良好(フルパイル、両端キリム部分にわずかなダメージあり)
本品は、1930年頃にペルシャ西部ビジャール地方で織られたアンティークラグです。ビジャールは、緻密で堅牢な織りによって知られる産地であり、その耐久性の高さから「アイアンラグ」と称されることもあります。本作もその伝統をよく示した、力強さと装飾性を兼ね備えた一枚です。
フィールドには、茜色の深みのある赤を基調とし、菱形の構造の中にヘラティ文様を思わせる草花モチーフが規則的に配されています。ブルーやアイボリーの差し色が繊細に用いられ、全体にリズムと奥行きを生み出しています。手織りならではのわずかな揺らぎが、作品に温かみのある表情を与えています。
周囲を囲むアイボリー地のボーダーには、古典的なペルシャの草花文様が丁寧に描かれており、濃密なフィールドとの対比が美しいバランスを生み出しています。細かなガードボーダーが構図全体を引き締め、装飾性にさらなる奥行きを加えています。
経糸と緯糸にはコットン、パイルにはウールが使用されています。ビジャール特有の高密度でしっかりとした織りにより、堅牢で安定感のある仕上がりとなっています。同時にウールパイルは柔らかな質感を持ち、色彩と文様を豊かに表現しています。
コンディションは非常に良好で、パイルは全面にわたりしっかりと残っています。両端のキリム部分にわずかなダメージが見られますが、年代相応の自然な摩耗であり、全体の印象や使用にはほとんど影響はありません。
落ち着きと華やかさを兼ね備えたデザインは、リビングスペースの主役としてはもちろん、書斎や寝室などにも自然に調和します。
ビジャール織りの堅牢さと、ペルシャ絨毯らしい装飾美を併せ持つ、20世紀前半を代表する魅力的なアンティークラグです。
アンティーク ビジャールラグペルシャ 1930年頃
100年以上 アンティーク
50年-100年 セミアンティーク
20年-50年 ヴィンテージ
